完全予約制のSLに乗る
2010年のGWは、ずっと乗ってみたかった大井川鐵道に乗りに静岡へ。御前崎の格安ホテル (1人1泊2500円、なぜか生ビール飲み放題状態…)に前泊し、翌朝、SLの始発駅である新金谷駅へ。車を駅の駐車場に停め、出発です。
SLは、完全予約制。この時は確か半月くらい前に予約したんだったかな?名前だか予約番号だかを告げ、座席番号の書かれたSL急行券と交換する仕組み。この作業は全て人力なので、けっこう混んでいます。
駅には、お土産コーナーや電車の模型が展示されている建物が併設されており、SLの到着を待つ人でにぎわっていました。
いよいよ入線。
車窓には茶畑が広がります。いかにも静岡らしい眺め。
車内は当然満席。予約制のため、あてがわれた席に座ります。私たちの向かいは30代ぐらいのカップルでしたが、車内や車窓からの眺めに興奮することもなく、トンネルでは窓から入る煙に顔をしかめながら乗っていました。何が楽しくて予約までして乗ってたんだろ?
こちらは大井川鐵道の名物と思われる女性車掌。ハーモニカ吹いてました。
Rにさしかかったら写真チャンス!
小さな車体で日本一の急勾配を行く!
SLは千頭で終了。そこからは井川線(南アルプスあぷとライン)に乗り換えです。
もともとは水力発電所を作るための資材を運搬していたトロッコ列車だったようで、車両サイズもひと回り小さなもの。赤い車体がかわいらしいです。
この小さな車体が、90/1000(1000mの直線距離の間に90mの高さを登る)という「日本一の急勾配」をぐんぐん(えっちらおっちら?)登っていきます。
ちなみに、電車や記念写真を撮る際は、乗る電車が入線するのと同時に席を確保してから、ゆっくりと撮影するのが良い。そして、確保すべきは右側の席。景色が良い。
これを怠ると、ただでさえ狭い車内、ぎゅうぎゅうの中で立つはめに。ゆうゆうと座っていると、家族連れに「子どもいるんですけど〜」アピールをされているような気になりますが、おいそれと譲れないぐらいに混んでいます。ごめんなさいね。
昔は東海道の難所とされた「暴れ川」、大井川に寄り添って進んでいきます。
撮影チャンスのR。窓から首を伸ばして見てみると、Rだけでなく、勾配も分かります。
今回は湖に浮かぶふしぎ駅「奥大井湖上駅」まで。
散策を楽しんだ後、電車とバスを乗り継ぎ、寸又峡(すまたきょう)温泉で1泊。なかなかの秘湯でした。
翌日は大井川鐵道の普通列車にて、新金谷まで。千頭の駅では、またSL到着のにぎわいを見ることができました。まるでアイドルです(キャーキャー)。
今回乗り残した接岨峡温泉〜井川間も、いつか乗りつぶしに行かないと。
【2010年5月乗車】
0 件のコメント:
コメントを投稿