余った青春18きっぷを使うために、銚子へ
2012年夏の青春18きっぷを9月まで使い残していたので、銚子電鉄に乗りに行くことにしました。
18きっぷを最大限活用するべく、特急などは使わずにJRで銚子まで。埼玉から3時間かかり、到着する頃には若干ぐったりです。
銚子駅で、銚子電鉄に乗り換え。
改札などはなく、乗り込んだ車内できっぷを買う仕組みです。
車掌さんから「弧廻手形」という1日乗車券(620円)を買いました。ぬれせん1枚サービスや、各種観光スポットの割引券などもついている、おトクな切符です。
この日は18きっぷが使える最後の週末とあって、なかなかの人。2両編成の車両に、立ち客が出ない程度の混み具合。テツさんだけでなく、若いカップルや熟年夫婦もけっこういて、意外な感じ。
2つめの観音駅にて下車。駅舎はちょっとメルヘン。構内には、銚子電鉄直営のたいやき屋さんがあります。
駅名の由来はこちら。鎮座する「飯沼観音」。
どうか観音様のお力で、私にできないアレコレができるようになりますように…。
観音様の周辺には、かつては海の男たちを癒したのであろう歓楽街が広がります。昼間に歩いたので、夜がどんなふうかは分かりませんが、路駐の車ばかりが目立つ寂しい通りでした。
カニの服ってそんなふうに着るの?
さて、観音駅で降りた真の目的は、こちらのお店にありました。
うに、いくら、まぐろの3色丼をいただきました。芸能人のサインもたくさん飾られており、人気店のようでした。おいしかった。
海沿いを走るのに、海が見えない銚子電鉄
腹ごなしに隣の駅まで歩きます。本銚子駅へ。
読み方は「もとちょうし」駅ですが、「本調子」とかけて、受験グッズの販売などもしている模様。
味のあるホームで待っていると、薮のなかをぬって電車がやってきました。海沿いを走る電車なのに、海がほとんど見えないのが、銚子電鉄の特徴。
しかし、正面から見るといい感じの車体なのに、イオンのラッピングが少し萎えます。来る電車、来る電車、全てイオンでした。。
本銚子からは、終点の外川駅まで。
味のある駅舎。ドラマの舞台になったりもしているようです。漁師町をぶらぶらしたい気もしましたが、何もなさそうなので、来た電車で折り返すことに。
ひとつ前の犬吠埼駅は、外川駅の漁師町感とはうってかわって、白い壁面のオシャレな外観。
少し歩けば当然、海。普段は完全に海より山派なので、今年初の海辺です。9月なので、海水浴客こそいませんでしたが、海釣りのおじさんが。
犬吠埼観光ホテルにて、ひとっ風呂浴びました。
ホテルから出た瞬間に汗が吹き出て、あまり意味がありませんでしたが。
犬吠埼駅に戻り、おみやげタイム。「弧廻手形」のサービスぬれせんをゲット。
意外とおいしかったのがコレ。
バニラアイスの中に、ぬれせんべいが練り込んであるのですが、甘さとしょっぱさがほどよく絡み合って、もし普通にコンビニで売ってたら買っちゃうかも?ぐらいのおいしさ。
灯台や展望台など、メジャーどころのスポットは全てすっ飛ばしましたが、電車、グルメ、海、温泉と、バランス良く楽しめた日帰り銚子行でした。
【2012年9月乗車】
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