2013年5月3日金曜日

窓枠なしの展望席こそロマンスカーの醍醐味



ロマンスカー、せっかくならフロントビューを



 2010年6月、あじさいを見に箱根へ行きました。実際のところ、季節にはまだ早く、あまり咲いていなかったのですが。

 ともあれ、箱根の旅と言えば鉄道。小田急のロマンスカーに乗りました。この時乗ったのはVSE50000形。最前列こそ取れませんでしたが、おめあての展望席に乗ることができ、窓枠なしのフロントビューを堪能しました。

 基本的には小田急沿線の住宅地が続きますが、神奈川に入ってしばらくすると、次第に緑が増えてきて旅感アップ。特別料金はかかりませんので、せっかくならこちらの席を取るのがオススメです。

 なお、予約の時点で、車両最後尾の席(こちらも窓枠なし)は取れそうだったのですが、迷った末、やはり前方車両を取りました。眺めがいいのは結構ですが、後ろ向きってのは、なんかねぇ。


 運転席はこの展望席の上部にあるようで、運転手さんは天井から降りてくる階段を上り、運転席へと向かいます。


 こちらは普通車両。なお、4種類あるロマンスカーのうち、展望席があるのはこのVSEと、昔ながらのLSE7000形という車形のみらしいです。予約は1か月前の午前10時からできます。


けなげに山を登る、箱根登山電車



 箱根からは箱根登山電車にお乗り換え。赤い車体がかわいらしいです。



 鉄道マニアにはおなじみ、スイッチバックをしながら、80パーミル(1000分の80)の勾配を登っていきます。「あじさい電車」の異名の通り、窓外のあじさいが見物なのですが、この日は(6月中旬)はまだ色づいていませんでした。その年によって開花の時期が変動するのですが、いい宿いい車両は早めに押さえておきたいし、なかなかうまいこと行かないものですよね・・・。

 あじさいのハイシーズンには、完全予約制の「夜のあじさい号」も走っているそうです。ライトアップされた満開のあじさいを、幻想的な雰囲気で楽しめるとのこと。いつか乗ってみたいものです。

 宮ノ下駅で降りたら、箱根の老舗ホテル「富士屋ホテル」でハイティーを。和洋折衷のデザインに、モダンを感じさせられました。


【2010年6月乗車】

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