2014年3月17日月曜日

記憶に残らない、葛西用水の思い出



 生後1か月を過ぎると、「1日1回外に出て、日光浴をするように」と言われるようになります。しかし、娘が1か月になったのはちょうど7月。暑くて外に出ることはできず、家に閉じこもっていました。

 生後2か月頃から、日が暮れ始めるのを待って、ようやくお散歩ができるようになりました。暑さがやわらいでいくのとともに、午前中、昼間と、出かけられる時間帯も徐々に増え、10月になってようやく、思い立った時間に散歩ができるようになりました。

 家のすぐそばに葛西用水が流れています。この水路沿いに整備されている遊歩道を、スリングで、エルゴで、ベビーカーで、来る日も来る日も練り歩いていました。

 家で泣いていた娘も外に出れば泣き止むので、とりあえず出る。そして歩く。行きたくもないコンビニまで行き(他に目標にできるような施設がない)、買いたくもない(?)おやつを買い、食べる。お散歩だけでなく、お出かけのためにバス停へ行くにも、この水路沿いを歩いて行きます。


鴨がいたりします


 この道を歩けるのもあとわずか。こんなに歩いているのに、私が生まれたときに住んでいた家を覚えていないように、娘もこの道を覚えていることはないんだなぁと思うと、少しさみしい気もします。

 ここは桜の名所でもあります。きっと娘がこの桜を見るのは最初で最後になるので、ちゃんと写真を撮っておいてあげようと思います。

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