6月上旬に里帰りした私と娘。父と母(じいちゃんとばあちゃん)は、孫をどこに連れて行こうかアレコレ考えていたようですが、揃って休みの日はあいにくの天気。雨でも楽しめる屋内施設ということで、行き先はおのずと「マリンピア松島水族館」に決まりました。
松島水族館は、宮城県で育った人なら、遠足やら何やらで必ず1度は行ったことのある場所。私も、四半世紀ぐらいぶりの訪問になるでしょうか。
娘にとっては初めての水族館体験。じいちゃんとばあちゃんに代わる代わる抱っこされ、水槽をじっと眺めていました。
この松島水族館といえば、私の中では「ラッコ」のイメージ。子どもの頃は、ラッコがお腹の上で貝を割っているCMもよく流れていました。
ところが、館内を1周してみても、ラッコは見当たらず。。どうやら、現在は飼育していないようなのです。震災の影響か?と思ったのですが、帰ってから調べてみると、震災よりずいぶん以前に死んでしまったようです。何でも、90年代以降ラッコの輸入規制が強化され、ラッコを飼育している水族館は減少の一途とのこと。知らなかった。
知らなかった、ということでいえば、こちらの水族館は、仙台に新しくできる水族館に統合されるようで、来年春をめどに閉館するそうです。知っていればもっとじっくり楽しんだのになぁ。と思っても後の祭り。
アシカと握手。シャッターチャンスはアシカがメイン |
友近のネタみたいなお姉さんではなかった |
アシカショーなどを堪能した後、園内をぐるりとまわるモノレールにも乗車。ほかにもコーヒーカップやミニSLなどもあります。日本で2番目に古い水族館だそうですが(こちらも知らなかった)、なかなかの昭和感が醸し出されています。
それまで全く気に留めていなかったのに、「ずっとそこにある」と思い込んでいたものが、なくなると知ると急に寂しくなる。人って勝手なものです。ともあれ娘の記憶には残らないでしょうが、なくなる前に来ることができて良かったかな、と。
【2014年6月訪問】
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