2014年6月26日木曜日

「おかいつ」から始まる、コドモとテレビの関係



子育ての「是」は、月齢とともにゆるやかに変わっていく



 田房永子という人の「ママだって、人間」というエッセイマンガの中に、「0歳の頃は『おっぱいしか飲まないの?エライわね〜』と言われるのに、1歳になると『もうおっぱい卒業してるの?エライわね〜』と言われる」というくだりがあって「そうそう!」といたく共感した私。

 考えてみると子育てってそんなことばかりです。我が子はつかまり立ちが早かったので、「あんまり早く立たせるとダメ。はいはいが長い方が足が鍛えられる」とか言われましたが、なかなかひとり歩きしないので、そろそろ「まだ歩かないのか」とか言われそうだし。

 ママ系のサイトでは「赤ちゃんにいかにテレビを見せないか」が競われ、みんな「子どもが起きている間は一切つけません」とか「義実家に行くとテレビがつけっぱなしなので抗議します」とか言っていて、ふーん、みんなそんなに見せないんだ・・・と思っていたのに、1歳を迎えようとする今、気づけば周りでは「わんわん」や「うーたん」(Eテレ「いないいないばぁ」のキャラクター)が分かることが良しとされています。あれ?みんな見せないんじゃなかったの!?

 我が家の場合、娘はEテレをかけてもあまり食いつかなかったので、積極的に見せることはせず。大人向けのテレビは、「あんまり良くないのかもしれないが」と気にしながらも、そこそこかけていました。だって見たいんだもん笑。かけていても、娘は「見入る」ことがなかったので、まあいいかと。さすがに食事時は消しますが。


「・・・からのブンバ・ボーン!」



 そんな娘ですが、10か月を過ぎた頃から、急に「おかあさんといっしょ」(通称:おかいつというらしい)に食いつくようになりました。特にお気に入りなのが、たいそうのコーナー「ブンバ・ボーン!」。4月に旧たいそう「ぱわわぷたいそう」から変わったばかりなので、覚え始めるには絶好のタイミングだったかも。

 いまのところ娘は、アニメや人形劇より、人や動物が動いている姿に食いつきます。「ブンバ・ボーン!」は、お友達がたくさん映るから楽しいのかな?楽しそうに体を揺する娘を横目に、母は、「キラッ☆」の時のよし兄の変顔に釘付けです。後ろの方でたいそうに混じらないお友達(毎回2〜4名程度)の姿にも目が行ってしまいます。 

 話が脱線しましたが、子育ては、何事も白黒ハッキリつけずに、グラデーション様で考えたほうがうまく行きそうなように思います。これまで白黒ハッキリ派&正解はネットで検索!形式で暮らしてきた私にとって、なかなかの苦行となりそうですが。

アールパッカパッカパッカちょっとオカピー♪


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