2014年9月12日金曜日

上野の国際子ども図書館で、お母さんたちがわらべうた



 子連れで行ける場所をいろいろと調べている中でたどりついた、国際子ども図書館。こちらで「ちいさな子どものためのわらべうたと絵本の会」という読み聞かせの会が行われているということで、予約して行ってみることにしました。

 平日に上野駅の公園口を出ると、シニア層&ベビーカーの親子連れでいっぱい。図書館があるのは上野公園エリアのはずれのほうなのですが、「おっ、読み聞かせに行くのかな?」と思ったベビーカー親子も、ほとんどが上野動物園のほうへと逸れて行きました。

 道の途中で見かけた、京成電鉄の「博物館動物園駅」の跡地。観光客の動線も、いまとは逆だったのかな?

「タモリ倶楽部」でも来てました


 駅から10分強歩くと、国際子ども図書館に到着。上野に似つかわしい、風格ある立派な建物です。

本のある部屋は撮影禁止でした

 会が始まるまでは、絵本など子ども向けの本が揃う「子どものへや」で待機。修学旅行だか遠足だかの中学生たちもいて、男子たちがダルそうに本をめくる中、1人の女子が「なりたい職業になる」的なシリーズの「スタイリスト、ネイリスト、エステティシャンになる!」みたいな本を熱心に読んでいました。「ガンバレ!」と心の中で声援を送る私。

 さて、11時から始まった会では、その名の通り、わらべうたや絵本の読み聞かせなどが行われました。「なぜ図書館でわらべうた?」というと、赤ちゃんがお母さんの歌う声を心地よく感じることで、絵本の読み聞かせにもスムーズに移行していける。とのことでした。

 こういう会でお母さんたちが歌を歌うのを聞くと、なぜかいつも涙が出そうになる私。お母さんたちの愛情を感じてなのか、自分が歌ってもらったのを無意識下で思い出しているのか、理由は分からないのですが・・・。今回は歌いませんでしたが、「ぞうさん」の2番なんかを聞いた日には、もうヤバいです。

 会は30分で終了。5〜6か月の頃はこういうイベントで泣いてばかりいた娘も、この日は終始ゴキゲン。成長したのかな?

 館内には、学食感覚のカフェテリアも。屋外席もあって、お弁当を食べることも可能です。せっかくなので、こちらでお昼を食べて行くことにしました。

ナポリタン510円

 わらべうたの会終わりの親子も数組。皆さん、外出には慣れてるっぽい感じで子どもにごはんを食べさせるオシャレママさんたちでしたが、結局最後には全員が抱っこしたり、歩き回る子どもを追いかけたり。やっぱりみんなそうなのね、と安心。

 帰りは、上野公園をゆっくりお散歩しながら駅まで戻ります。

噴水ショーを眺め入る

遊具コーナーも!今まで気づかなかったよ

鳩を追いつめる娘

 特に目的はなくても、娘にとってブラブラするだけで刺激たっぷりでした。上野公園、かなり使える!これから季節も良くなるし、オシャレカフェも空いていそうな午前中を狙って、また行ってみることにします。「わらべうたの会」(月2回開催)への参加は、そのキッカケとしてなかなか良いのかも。

【2014年9月訪問】

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