2013年9月3日火曜日

たぬきの悲哀、カチカチ山ロープウェイ



 富士山旅行では、河口湖畔にある「カチカチ山ロープウェイ」に乗りました。乗車中には河口湖が、山頂では富士山が裾野までキレイに見えます。


 このロープウェイのある天上山は、昔話「カチカチ山」の舞台と言われているそうです。山頂にある茶屋は「たぬき茶屋」だし、ロープウェイの車体にもたぬきモチーフがあしらわれています。


 ところで、カチカチ山ってどんな話だったっけ?と思って、案内板に目を向けてみると・・・


 要約すると、昔、おじいさんがたぬきをつかまえて、たぬき汁にするようおばあさんに頼んだ。しかし、おじいさんが畑に行っている間に、たぬきがおばあさんをだまして殺し、ばばあ汁(!)を作った。おじいさんはそれを知らず、ばばあ汁を食べてしまった・・・(!!!)。

 事実を知り、泣き暮れるおじいさんを見て、ウサギが仇討ちを開始。たぬきが背負った薪に火をつけてヤケドを負わせ(!)、ヤケドの跡にカラシを塗り(!!)、舟遊びに誘って泥舟に乗せ、溺死させてしまう(!!!)・・・というお話。

 案内板は「・・・ちょっと残酷なお話ですよね。」なんてまとめているが、ちょっとどころではない気がします(笑)。これを読んで以降、至る所にあるたぬきモチーフが、物悲しく見えてきました。かわいらしくデフォルメされているだけに、なおさら。

 ちなみに、裁判員制度導入の前に、この「カチカチ山」を題材に模擬裁判を行った小学校があるそうです。結果は、ウサギ被告人15年の懲役とのこと。

 カチカチ山ロープウェイ、料金は大人700円、子ども350円(往復)。三つ峠への登山口にもなっています。駐車場が狭く、少し待つ場合もあります。

【2013年3月乗車】

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