2014年10月9日木曜日

アスカルゴに乗って山頂へ!桜だけじゃない、飛鳥山公園の魅力


モノレールに乗って、電車の待つ山頂へ


 王子駅の南側に広がる飛鳥山公園は、桜の名所として知られています。夏に訪れても、緑が色濃く、気持ちの良い時間を過ごすことができます。

 王子駅から向かう場合は、駅前と山頂と結ぶモノレール「あるかパークレール(通称:アスカルゴ)」が便利です。

 車内アナウンスは、飛鳥山の出身だという倍賞千恵子。季節ごとにアナウンスの内容も変わるようで、この日は、飛鳥山の緑の美しさを訴える「夏バージョン」を聞くことができました。

わずか数分で山頂へ

 運賃はなんと無料。土日でも待たずに乗ることができます。待つためのベンチの横にある係員事務所の中に「最後尾」というプラカードが見えましたが、桜の季節にでも使うのでしょうか?

平日なら貸し切り状態

アスカルゴからは新幹線や京浜東北線が見えます

眼下の道路を走る都電の姿も

 アスカルゴからの眺めからも分かるように、新幹線に数々の在来線、そして都電と、この飛鳥山を含む王子近辺はトレインビュースポットが多数。休日の飛鳥山公園に来ている男児の3人に1人は、電車関連のTシャツを着ているように見受けられました。

 山頂の児童エリアには、保存車両の展示も。

黒光りするD51(デゴイチ)

黄色の車体がかわいらしい都電車両

都電は中に入ることも可能。年季入ってる〜


遊具や砂場も充実!お弁当を持って訪れたい


 子どものための遊具も充実しています。真ん中にデンと構えるのは、お城のようにそびえる巨大なすべり台。

けっこう加速するタイプ

 なぜか、ぞうの背中にすべり台が乗っかっていたり。少し奥には、小さい子向けの複合遊具もあります。

鼻をすべるタイプはよく見るけど

「あすか号」よく見ると電車モチーフ


 砂場も広くてキレイです(北区は砂場がキレイな公園が多いです。午前中に行くと、掃除の方もよく目にします)。こちらの小さなおうちで、おままごともできます。ただし、中は中高生特有の下品なラクガキだらけなので、文字が分かる前の子ども限定ですが。

砂に気をつければ、お昼を食べるのも◎


 児童エリアから階段を下ると、噴水のあるじゃぶじゃぶ池コーナーも。深さもあまりなく、小さな子にもぴったりな感じ。9月のこの日は我々親子だけでしたが、暑い日にはきっとにぎわっていたのでしょう。

1歳の夏、最後の水遊びになりました

 電車(モノレール含む)を見る&乗る、大小さまざまな遊具、そして夏には水遊び。もちろん春にはお花見ができ、さらに園内には3つの博物館もあります。まさに城北地区のオアシス。その魅力の全貌を知るには、まだまだ時間がかかりそうです。

【2014年9月訪問】

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