18歳の時に上京して、初めて行った美術館が東京都現代美術館でした。確かアラーキーの展示だった。その後も、現代アートを感じようと、背伸びをしたがった若き日のワタクシは何度か通ったものでした。フランス映画なんかもよく見ていたあの頃・・・(いまは一切見ません。分かりやすいものサイコー、すっかり邦画派に)。
そんな現代美術館で、子ども連れで楽しめる展示をやっているということで、久しぶりに訪れてみました。「ワンダフルワールド」展、終了1週前の土曜日でしたが、思ったよりは混んでいませんでした。
5人のアーティストによる体験型・参加型作品を展示。フルーツ、電車、鏡、動物、ブロックなど、子どもの興味の対象であるモチーフが選ばれているそうです。
写真撮影がOKなのも特徴。写真映えする作品もたくさんあり、パパママたち(私含む)はシャッターを切りまくっていました。
娘は、大きなすべり台(年齢制限ですべれませんでしたが)のある鏡の部屋がすっかり気に入った様子。すべり台の下のトンネルを、何度もくぐっていました。
物怖じせずトンネルもくぐるよ |
うさぎさんがお気に入り |
映像を駆使したインスタレーションも。娘はまだ分からなかったかな?
あれ?雪だるまの顔が!? |
布にまみれて大興奮 |
まだ早いかな?という展示内容もありましたが、おおむね楽しそうにしてくれて大満足。3歳とかになったら、もっと楽しめるんだろうな。いい写真もたくさん撮れました(訪れていた多くの親の目的はコレかも!?)。
かつて「理解しよう」としてできず、すっかり足が遠のいていた現代アート。でも、この展示は「楽しければOK!」と言ってもらってるような気がして、娘のテンションが上がっている様子を見ていると、「現代アートもなかなかいいじゃん!」と思えました。
企画展を出ると、通路にあった作品を指差し「あー!あー!」と今日イチの大興奮。何だか分からないくせに、何ごとかを感じ取っているのでしょう。作品の力ってあるんだなー。
ヤノベケンジ「ロッキングマンモス」 |
お昼は、2Fの「カフェ・ハイ」でベトナム料理。お昼どきでしたが、2組ぐらい待てばすぐに入れました。展示が展示だけに、多くが親子連れ。ベビーチェアが全て出払っていたので、チェアベルトでしのぎました。メニューはフォー、バインミー、チャーハンの3種類です。
0 件のコメント:
コメントを投稿