いまさらですが昨年11月、JR尾久駅の車両センターにて「ふれあい鉄道フェスティバル」が開かれました。尾久駅の裏手に広がる広大な車両センターが、1年に1度、一般公開されるのです。
駅名を検索すると予測ワードに「いらない」と出てくる、なんとも存在感希薄な尾久駅ですが、この日ばかりは多くの人で賑わいます。
ちなみに駅名は「おく」駅です。住所にあるのは「西尾久(にしおぐ)」「東尾久(ひがしおぐ)」。その由来は、JRの職員が駅名を付ける際に「この辺に住むのは東北出身の田舎者だから訛っているだけだ。正しくは『おく』なはずだ」とした説が有力です。
このおかげで、「尾久」と入力したい時に、つい「おぐ」と入れてしまうと変換されないのがイライラします。。
さらに、西尾久・東尾久は荒川区ですが、駅があるのは北区昭和町です。以上、尾久駅にまつわる基本的なトリビアでした。
さて、開始時刻の10時に駅に到着すると、田端方面に向かって線路沿いに長蛇の列。
鉄ちゃんのみならず、親子、カップルなど |
とはいえ敷地内は広大なので入場規制などはなく、列に並んで待ちさえすれば、スムーズに入場できます。
線路といえばスタンドバイミーごっこ |
場内には、見たことのないカッコいい車両がズラリと並んでおり、皆さん真剣に写真を撮っています。おそらく「ファン垂涎」の車両ばかりなのでしょうが、マニアの域に達していない私にはあまりよく分かりません。
ズラリ(キリッ)。とりあえず写真は一通り撮る派 |
カシオペア。1度乗ってみたかったが叶わなそう |
北斗星(トマムスキー) |
黒光りする「和(なごみ)」 |
車両展示の他、ミニ新幹線やこども駅長制服撮影会、保守・点検車両や高所作業車への乗車体験など子ども向けのイベントも多数あったのですが、場内アナウンスを聞くとどれも1時間待ちはザラ。某ランド顔負けです。
これが遠方はるばる来たなら、「せっかくなんだから・・・!」と気合いで並んでしまうのだろうけど、幸い、「絶対乗りたい〜!」などとゴネる子も(まだ)いないので、今年はひとまずパスすることに。
休憩用の車両も大混雑、「線路に座ってお弁当食べるのって良くない?」と駅弁コーナーへ出向くも大行列であえなく撤退。とりあえず、10時着では遅いことが分かりました。次回に活かしましょう。
おみやげの「電車パン」。北斗星のパッケージをチョイス |
【2014年11月訪問】
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