2015年2月10日火曜日

旅に出なくても駅弁気分!NRE大増のお得なお弁当



 尾久車両センターの一般公開イベント「ふれあい車両フェスティバル」でも大行列が発生していた、駅弁の販売。この駅弁を、行列に並ばずとも、旅行に出かけなくても、味わう方法があります。

 というのも、尾久駅の近くには、JR東日本の駅弁の多くを製造する会社「NRE大増」があり、この工場の一角で、10時半〜12時半にかけてお弁当コーナーが開店するのです。ビジネス街ではないためにランチ事情がよろしくないこの界隈において、救世主的な役割を果たしています。

 日替わり弁当は鶏、豚、魚の3種類があり、450円。ごはん、おかず、サラダとプレートが3つもあり、お味噌汁まで付く充実ぶり。ごはんは味付き(まつたけごはんの場合も!)と白米が選べて、大盛りも無料。サラダのドレッシングも選べる上に無料です。

鶏の照り焼き。味付きごはんは売り切れていました


 そして目玉は「サービス弁当」350円。おそらく、その日製造した駅弁で余ったであろうおかずがギッシリ詰まった、お得なお弁当です。一つひとつおかずが違うので、お楽しみの要素もあり。早めに行かないとすぐに売り切れてしまいます。

こちらもごはんの選択・大盛り可

娘と分けられるよう、煮物メインのものをチョイス

 週に1度程度、こちらのお弁当を買って手抜きお昼にしています。娘の大好物は、おかずの下に敷かれたスパゲッティー・・・。やっぱり子どもは大好きなのね。口を真っ赤にして頬張っています。

 ちなみに、我が家のもう一軒のお弁当屋さんレパートリーが、都電梶原駅から伸びる商店街の端っこにある、その名も「駅弁」というお店。おそらく駅弁とは何の関係もないと思われます。。

都電の中では・・・食べないよねぇ?

2015年2月3日火曜日

ふれあい車両フェスティバル、それは尾久駅が1年で最も賑わう日



 いまさらですが昨年11月、JR尾久駅の車両センターにて「ふれあい鉄道フェスティバル」が開かれました。尾久駅の裏手に広がる広大な車両センターが、1年に1度、一般公開されるのです。

 駅名を検索すると予測ワードに「いらない」と出てくる、なんとも存在感希薄な尾久駅ですが、この日ばかりは多くの人で賑わいます。

 ちなみに駅名は「おく」駅です。住所にあるのは「西尾久(にしおぐ)」「東尾久(ひがしおぐ)」。その由来は、JRの職員が駅名を付ける際に「この辺に住むのは東北出身の田舎者だから訛っているだけだ。正しくは『おく』なはずだ」とした説が有力です。

 このおかげで、「尾久」と入力したい時に、つい「おぐ」と入れてしまうと変換されないのがイライラします。。

 さらに、西尾久・東尾久は荒川区ですが、駅があるのは北区昭和町です。以上、尾久駅にまつわる基本的なトリビアでした。

 さて、開始時刻の10時に駅に到着すると、田端方面に向かって線路沿いに長蛇の列。
 
鉄ちゃんのみならず、親子、カップルなど


 とはいえ敷地内は広大なので入場規制などはなく、列に並んで待ちさえすれば、スムーズに入場できます。

線路といえばスタンドバイミーごっこ


 場内には、見たことのないカッコいい車両がズラリと並んでおり、皆さん真剣に写真を撮っています。おそらく「ファン垂涎」の車両ばかりなのでしょうが、マニアの域に達していない私にはあまりよく分かりません。

ズラリ(キリッ)。とりあえず写真は一通り撮る派

カシオペア。1度乗ってみたかったが叶わなそう

北斗星(トマムスキー)

黒光りする「和(なごみ)」


 車両展示の他、ミニ新幹線やこども駅長制服撮影会、保守・点検車両や高所作業車への乗車体験など子ども向けのイベントも多数あったのですが、場内アナウンスを聞くとどれも1時間待ちはザラ。某ランド顔負けです。

 これが遠方はるばる来たなら、「せっかくなんだから・・・!」と気合いで並んでしまうのだろうけど、幸い、「絶対乗りたい〜!」などとゴネる子も(まだ)いないので、今年はひとまずパスすることに。

 休憩用の車両も大混雑、「線路に座ってお弁当食べるのって良くない?」と駅弁コーナーへ出向くも大行列であえなく撤退。とりあえず、10時着では遅いことが分かりました。次回に活かしましょう。

おみやげの「電車パン」。北斗星のパッケージをチョイス

【2014年11月訪問】

2015年2月2日月曜日

お立ち台?ベンチ?揺れもせずにただそこにたたずむ、公園の主





 図書館でたまたま手に取った、堀田あけみ「子育てのコツは公園で見つけた」という本を読みました。

 タイトルにあるような「コツ」的な要素は特に見当たらず、公園に的を絞ってはいるものの、良くも悪くも普通の子育てエッセイでした。

 15年ぐらい前に書かれた本で、当時は「公園デビュー」という言葉が幅を利かせていた(らしい)時代。「みんな実態も知らずに『公園デビュー』というワードだけで怖がっているけど、行ってみれば面白いよ」というのが、どうやらメッセージのよう。

 が、あとがきで「幼稚園で出会ったお母さんに『えー、あの公園に通ってたの?あそこ、ルール厳しくない?』的なことを言われたが、ピンと来ない。派閥もなく、雰囲気の良い公園だったのに」というような記述が。

 これって、レギュラーメンバーで毎日遊んでいたという自分たちが「派閥そのもの」になっていて、そこに入れない人の気持ちが分からなくなっていたんじゃ・・・と思わないでもありません。。

 さて、公園で子どもが遊ばなくなった今、「公園の主」は、日なたぼっこ&おしゃべりのために日参しているおじいさん、おばあさんだったりもします。

 あとは、こんなメンバーも。スプリング式でユラユラ動くわけでもなく、ただただ、そこにいるだけの存在。正しい遊び方は不明です。

かばさんデース、東尾久上児童遊園

きりんさんデース、東尾久上児童遊園

かめさんデース、西尾久五丁目児童遊園

ぶたさんデース、西尾久五丁目児童遊園